◇ラリー続け爽快感満喫
「いいぞ!」
「がんばれ!」
和気あいあいとした雰囲気の中で、ピンポン球の軽快な音が響き渡る。
楽しみながら健康な体づくりを目指す卓球クラブ。2017年5月に発足した。石巻市開北と中里地区に住む60~80代の会員8人が、地区の枠を超えて一緒に心地よい汗を流している。
このコーナーで掲載された「開北卓球愛好会」の記事を見て、佐藤義美さん(75)、とし子さん(68)夫妻=同市中里1丁目=が、愛好会の加藤武志会長に相談。既に同愛好会の会員数が多かったことから、新たにクラブを結成することにした。加藤会長の声掛けで6人からスタートした。
ダブルスとシングルスを練習した後、休憩を挟み、ゲーム形式で楽しむのが恒例の流れだ。
会長の義美さんは「卓球で体を動かすようになってから足腰が強くなったし、若返った気分。休憩時間にお茶を飲みながら世間話をするのも楽しい」と笑顔を見せる。
各所で卓球を指導する浅野洋一さん(73)=同市開北1丁目=が、これまでスイングやサーブ、レシーブなど基本の動きを教えてきた。「ラリーが続くようになるとやっぱりうれしそう。何より楽しんでもらうのが一番」と話す。
卓球だけでなく、忘年会や新年会などさまざまな企画もあり、親睦を深める機会を増やす中で名前通り仲の良いグループになった。
活動は毎週月曜午後1~4時半。練習場所は石巻市開北3丁目の開北会館。会費は月1000円。住吉地区のメンバーを募集中。連絡先は義美会長090(1889)2634。
【2018年2月27日(火)石巻かほく掲載】
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