◇親子で遊び、情報を共有
東松島市で、幼い子どもを育てる母親たちが交流する自主サークル。0~3歳児17人と母親15人が月2回集まり、親子でにぎやかに遊び、多様な情報を共有しながら交流している。
市下町地区学習等供用施設を拠点に、七夕やクリスマスなど季節の行事や工作、消防署や航空自衛隊松島基地の見学など、さまざまな活動を展開する。
5日にはお下がり会を開き、持ち寄った子供服やベビー用品を交換した。
メンバーの多くが核家族や転勤族だ。
昨春、夫の転勤で東松島市に転居し、入会した三浦まいさん(26)は「親族や知り合いがいない中、つながりができてありがたい。2歳の長男は遊び相手ができて活発になった」と笑顔を見せる。
地元出身の母親たちは「県外出身のママは地域の情報を積極的に求めていて、学ぶことが多い」と話す。
毎年4月に年間行事を協議し、各企画の担当者を割り当てる。メンバー同士相談しながら、企画を練るのも楽しい時間という。市学校給食センターや缶詰工場の見学などもあり、母親自身が楽しみながら、地域を知る場にもなっている。
2歳の長男と参加する代表の住吉真由美さん(38)は「子どもの食事の与え方など、悩みを話し合うだけで安心できることも多い。和やかに子育てを楽しめるよう活動を続けたい」と語る。
活動は原則毎月第1・3火曜の午前10時から午後0時半まで、市下町地区学習等供用施設(旧東市民センター)。会費は半年500円。メンバー募集中。連絡先は矢本子育て支援センター0225(84)2676。
【2018年6月12日(火)石巻かほく掲載】
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